作品集
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2024年12月~2025年3月の作品
黒地泥彩鉢

 作者 長谷川さん (男性)

黒粘土を使いロクロ成形します
高台を削り、黄泥・トルコぶるーの色泥を丸く切った
スポンジに付け全体に不定形に押します
乾燥させ素焼き後黒の下絵具で図柄を入れ、薄く
灰透明釉をスプレー掛けし1265度の酸化焼成します

(コメント)
黒地の中から花火の花が浮き上がった様な幻想的な
雰囲気に仕上がっています


作者  福永さん (女性)

唐津の粘土に赤土を加えロクロ成形で本体・蓋を
作ります
カップ底を削りハンドルを付け、鎬手の彫り込みを
削り込みます 蓋もカップ口径に合せ底を仕上げます
乾燥後藁白釉を浸し掛けし1265度の酸化焼成します

(コメント)
民芸的な藁白釉で素地に鉄分が多いとブルーが強く
発色します
素朴な感じが良いです
藁白釉鎬手カップ
   
彩色輪花鉢

 作者 佐竹さん(女性)

磁土を使いロクロ成形し口辺を波型に変形します
高台を削って乾燥後素焼き呉須・赤・トルコブルーの
下絵具で全面に小さな花模様を描きます
3号石灰釉を浸し掛けし1265度の酸化焼成します

(コメント)
小さな花模様を全面に描き入れるのは根気の要る
作業となりますが、出来上がった作品の仕上がりで
手間が報われます
 


作者  佐藤(男性)

黒粘土を使い手びねり成形します
高台を削り、形を整えてから紙を形に切り水で張り付け
蚊帳布を被せ上から白泥を塗ります
布と紙を剥がし針で細い線を描き入れます
素焼きし艶消しの灰透明釉をスプレーで薄掛けし1265度
の酸化焼成します

(コメント)
布目の模様が面白く出て、抜いた黒の模様も躍動感が
あります
黒地白布目鉢
青泥流文鉢

 作者 茶野さん (男性

半磁土を使いロクロ成形します
高台を削りコバルト青の色泥を刷毛塗し流文模様を残し
掻き落とします
素焼きし3号石灰釉を掛け1268度の還元焼成します

(コメント)
かバルト青の色泥還元焼成するほうが色鮮やかになり
地色の白との対比が奇麗です


作者 長谷川さん(男性)

赤土に黄土を加えロクロ成形します、高台を外開きで
削り4か所残しカットします
口辺部分に磁土の白化粧をします、乾燥させ波模様に
削ります
素焼き後内側は伊羅保釉、波模様部分は艶消しの灰透明釉薄くスプレー掛けし1265度の酸化焼成します

(コメント)
黄土混ざっているのでレンガ色ががった茶色で磁土の
波模様との対比面白いです
白泥流文鉢
 
彩泥黒線花器

 作者
  神澤さん  (男性)

半磁土を使いロクロ成形します
高台を仕上げピンク・ムラサキ・ブルー・黄色の色泥
をスポンジで薄く全体に叩きます
紙を切り抜き水で張り付け黒泥を叩きます、紙を剥がし
乾燥させ素焼き後3号石灰釉を掛け1265度の還元
焼成します

(コメント)
淡く叩いた色粘土が幻想的です
黒の残し方にもう一工夫あれば、より良かったと思います




作者 佐竹さん (女性)

唐津粘土に赤土を加えロクロ成形します
高めの高台に仕上げ上部に白泥を刷毛塗します
細い針で図柄を彫、乾燥後素焼きします
鉢内側にブルーの釉薬を掛け1268度の還元焼成します
図柄部分に上絵彩色し800度焼成します

(コメント)
鉢外側の細かな模様が奇麗に出来ています
中のブルーの釉薬も奇麗です
白泥掻落上絵彩色鉢
練り込み花文楕円鉢

 作者 中村 さん(女性)

磁土にコバルト青の顔料を加え色粘土を作り白い磁土
と合わせ花の形を作り薄くカットし同じ厚みの楕円の板
にはめ込みます
布で挟み継ぎ目が押さえボール型に被せ足を付けます
乾燥させ素焼きし3号石灰釉掛け1268度の還元焼成
します

(コメント)
収縮で花の周りに隙間が出来やすいのですが丁寧に
仕上がっています
楕円の形も良いです


作者 高橋さん(女性)

赤土を使いロクロ成形します
高台を仕上げ白泥を全体に刷毛塗します
下半分は線の強弱の縦線を彫上に花の掘り込みを入れ
乾燥後素焼きし無釉で1268度の還元焼成します

(コメント)
白泥を掛け無釉で還元焼成してるので地色の土との
対比がクッキリ見えてます
白泥掻き落とし壺